無色になったら何になる?

こんなブログを読んでいないで、雑多な街へ入ろう。

【石川探訪記③】目指すは霊峰、ルーツ探しは山の中へ

さっそくだが、白山(はくさん)という、石川県と岐阜県にまたがる霊峰の話をしよう。
白山は霊峰三山*1のひとつだ。
神道において、神が宿るとされる山岳のことを霊峰という。

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この山には、ククリヒメ(キクリヒメ、菊理姫神)と呼ばれる女神がいる。
全国に2700箇所以上ある白山神社で祀られており、水田を潤し稲穂を実らせる農耕の神だそうだ。

2017年にファミ通アワード優秀賞を受賞したゲーム「ペルソナ5」の
ニイジマ・パレスあたりに出てくる女教皇のアルカナが、まさしく彼女だ。
アラハバキと合体したらビャッコになるぞ。

 

祖先の故郷について

入植者名簿によると、先祖が北海道移住前に暮らしていた旧住所は
石川県 鳥越村 渡津だと記載されていた。

鳥越村は石川県のやや南部に位置し、白山の北麓地帯にある。
総面積は約74.6キロ平方メートル、うち山地が約83%を占めている

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 ▶ 鳥越村の範囲図。最下部の一部村落は現在、大日川ダムの底だ。
   渡津はその少し手前に位置する。


時は明治22 年。
市町村制によって、石川県能美郡に吉原、別宮、河野の三村が成立した。
そして明治40 年に3つの村が合併して、鳥越村ができあがった。
当時の人口は約6,800 人であったそうだ。


ただし祖先が北海道に移住したのは、名簿上では明治39年(それ以前の可能性も)だ。
とすると、当時はまだ鳥越村ではなかったはず。
この頃、渡津という地域は別宮村*2に位置していたことが分かっている。


Googleマップで確認してみたところ、旧鳥越村周辺には資料館がある。
また渡津という地名も、字(あざ)としては残っているようだ。
昔の面影はないかもしれないが、先祖がどんなところに住んでいたかは見てみたいと思い、探訪2日目はレンタカーを借りることに決めた。

*1:立山・富士山・白山のことを指す

*2:能美郡別宮村は別宮、別宮出、杉森、神子清水、渡津、左礫、三ツ瀬、数瀬、阿手、相滝、野地、柳原、五十谷の13 集落からなる。

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鉄路に見放された旅人は四輪車を崇める

<前回のあらすじ>
北陸のワンマン列車
ボタンを押すか? 押さずに泣くか?

 

石川探訪記②

炎天下のなか、行き過ぎた先から歩いて20分。
無事最初の目的地へ到着した。

石川県の歴史を知るためにはまずは川から。
ということで向かった先は「石川ルーツ交流館

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県内を流れる手取川は、霊峰白山(※後述)を源に日本海へ注ぐ、
全長72kmの河川だ。
日本有数の急流で、住民は洪水に悩まされ続けてきた。

手取川という名前の由来は、むかし倶利伽羅の合戦を終えた源義仲
急流を渡るために手を取り合って渡ったからとか、
氾濫のたびに渡るのに手間どったからだそうだ。



ところで倶利伽羅といえば、

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