無職ヤロウの一人旅はときどき辛辣な石川県とともに
「ど、、どこだ? ここは一体」
長い夜行バスの旅を終えて金沢に着いた私は、
最初に見学する施設へ行くため、電車に乗り込んだはずだった。
おかしい。こんな綺麗な海へ来る予定はなかったはずだ。
海辺でキャッキャとはしゃぐ子供たちを遠目に眺めながら、
私はここへたどり着いた経緯を思い出すことにした・・・。
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おめでとう!キミは無職になった。
「インセンティブのために他人に迷惑をかけられるか!」
「だったら会社を辞めてやる!」
新卒入社した会社を退職して、3ヶ月が過ぎた。
以前は新宿まで電車一本で行ける好立地で、首都生活を満喫していた私であったが、
もちろん早々に社宅を追い出されてしまう。
私は都会の喧騒から逃げるようにして、23区の東側へと移り住んだ。
江戸川を挟めば千葉県がすぐそこにあり「ここは本当に東京なのか」と疑うほど長閑な新天地は、どこか世間よりも時間の流れがゆっくりと感じられる。
駅周辺にはパチンコ屋くらいしか賑やかな店がなく、住人の年齢層も高い。
完全にじじばばの世界であった。
新居は人生初のシェアハウスだ。
住居費を抑えられるだけでなく、対人関係の交流が薄くなる点もカバーできるので一石二鳥である。
無職やニートは独りでいると精神を病んでしまいがちなので、同じ境遇の方にはぜひ共同生活のできる環境をオススメしたい。
寝床が個室だったらプライベートも保てるぞ!
さて今回のお話は、威勢よく辞めたはいいものの転職活動がうまく進展せず、
あまりの虚無感から自室の天井を眺める日々が続いていた頃に始まる。
フローズンパンツ 👖
ぼくの地元は1~2月の時期になると
気温が-15℃以下になります。
あと3ヶ月で東京の人間になってしまうのだから
寒い地域にいる今しかできないことをやっておこうと考えて
少し前に海外で流行った
「フローズンパンツ」に挑戦しました。
数を並べたらシュールさが増していきます。
新聞配達の人が腰を抜かしてしまったら大変なので、今日はこの辺で。
将来の夢に悩んだら、宇宙兄弟を読もう。
ここのところ、自分の将来に悩んでいました。
むよくは将来
「ジャーナリストになって、Wikipedia上の地元のページで著名な人物の欄に載る」ことが夢です。
大きいんだか小さいんだか、欲があるのだかないのだか分からない夢ですね笑
中学生くらいの時から胸に宿っていました。
とはいえ高校・大学で自分の進路を決めるにあたって、こんなことをデカデカと書く人は居ません。
僕も書いたことはありません。
むよくもいつの間にか、就職活動の終盤までは、ジャーナリストのジの字もない
全く別の業界を目指していました。こんなこと頭の片隅にもなかったくらいに。
それが、ふと『新聞記者になりたかった』ことを思い出して
方向を転換したのはだいぶ遅く、結果として間に合いませんでした。
正確には、夢を追いかけることに身が入らず、途中で諦めてしまいました。
しかし、就職活動も終わり、サークル等の団体活動も終わって、
自分の将来を就活以上に考える時間(THE大学生活といえるような何もない日)が続くと、精神的な余裕もできてしまい、いつの間にか思い悩むのです。
「自分の夢ってなんだっけ?」
「数年後に会社を飛び出そうとは思うけど、そんな悠長にかまえていて良いのだろうか」
「転職してジャーナリストを目指すってどうなの?」
みたいにね。
夢を恥じないこと。困難を乗り越えることを考える物語
そんなこんなで人に会いたくもなくなってしまうほど重度化し、
家に引きこもっているときに読んだのが
小山宙哉さんの漫画『宇宙兄弟』です。
核融合炉もフォトンバッテリーもない現実を直視してみる。
先日買った1/144スケール、GのレコンギスタのYG-11(Gセルフ)です。
核融合炉エンジンじゃなくて、フォトン・バッテリーなる未知のエネルギーで動いてます。
現実世界では原子力が忌避されてしまう時代ですから、アニメにも反映されたのでしょうか? ロマンを感じますね。
現実の宇宙空間って真っ暗なのだろうか。それともちょっとは明るいのかな。
よう分かりませんが宇宙にはロマンがあります。もうちょっと未来に生まれたかった。
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